2022年旅始め。旧伊藤伝右衛門邸で一足早いひな祭り。

旅のお話

遅ればせながら
皆さま、明けましておめでとうございます。
今年もたびねこカンパニー
宜しくお願いいたします。

さて、1月3日は
毎年恒例のたびねこカンパニー旅始めの日。
今年はレトロモダンな雰囲気を楽しみたくて
飯塚市の旧伊藤伝右衛門邸に行って来ました。

とても立派な門構え。

旧伊藤伝右衛門邸正門

「わぁー、お家も立派だねぇ♪」

既に豪邸を感じさせるよね。

「ねぇ、ところで伊藤伝右衛門さんって誰?」

「この辺は昔、石炭っていう燃料が沢山獲れたの。
炭坑っていうんだけどね。
伊藤伝右衛門さんはその炭坑の会社をお父さんと作って大成功した人だよ。
筑豊の炭鉱王って呼ばれてたんだって。」

「へぇ~何だかアラブの石油王みたいだね。」
「フフッ、まぁ、似たようなものかもね。
それでは早速お邪魔してみましょう♪」

大きな玄関をくぐると、いきなり目の前に

玄関で既にこの広さ。。。

「わぁ!キレイなお人形さん!」

「お雛様だ。もう飾ってあるんだね。
それにしても立派なお飾りだね。
せっかくだから記念撮影させてもらおうよ。」

ちょっとかしこまった二人。

そしてこの広い玄関の左には・・・

応接室。ステキ。

「スゴイ!ドラマのセットみたいだよ!」
「玄関は畳だったけど、こんな外国みたいなお部屋もあるんだねー。」

「応接室って言って、お客様とお話する為のお部屋だよ。
このお家が建ったのは外国の生活や文化が世の中に広がりだした時期だけど
それでも伊藤伝右衛門さんちは流行の最先端だっただろうねぇ。」

応接室の反対側にはいくつかお部屋があって

書斎。
子供部屋かと思ったよ。

「あ、トラさん、カワイイ♪」
「ここは遊ぶ場所?」

「書斎って言って、本を読んだりお仕事したりするお部屋。
でも日当たり良好で、昼間ここで本を読んだら眠くなっちゃいそうだね。」

書斎の奥は居間と子供部屋。
でも、今は様々な資料の展示ルーム。

「花子とアン」の展示と撮影スポット。

「伊藤伝衛門さんの2番目の奥さんの柳原白蓮さんは
赤毛のアンを日本語に訳した村岡花子さんの親友だったんだよ。
二人のお話はドラマにもなったの。」

「だからこの撮影スポットがあるんだね。」
「アレがアンのお家?可愛いね。
いつかたびねこカンパニーでホンモノ見に行こうよ。」

展示されていた貝合わせ。キレイ。

展示だけでなく
お部屋の造りにも見どころがいっぱい。

居間・子供部屋の縁側。お昼寝したら気持ちよさそう。
ネコ型のカギ。
お部屋がいっぱい。迷子になりそう。

「ねぇ、meguちゃん、畳に穴が開いちゃってるよ。
お家が古いから?」

床が抜けてる!!

「ここは茶室なんだよ。
あの穴はお湯を沸かす為の小さな囲炉裏になってるの。
ホラ、廊下のコレ。」

「お茶の道具だよ。
すぐに使えるように近くに置いてあったんだね。」

そしてこの茶室の奥には本座敷があるのですが
足を踏み入れてビックリ。

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