「ねぇ、このお家も歴史を感じるよね♪」
「それはお家じゃなくて納屋じゃないかな。
でも確かに歴史を感じるね。」
賑やかなメインストリートは避けて
静かな小道でのんびり過ごすひととき。
「ねぇ、お家の中も見学してみる?」
「えっ!入っていいの!?」
「お家の中、どうなってるのかな~って思ってたんだよ!」
では一軒お邪魔してみましょう。
白川郷では数軒見学できるお家があるけど
私達は一番有名な和田家へ。
「あ!コレ知ってる!昔のコンロでしょ!?」
「囲炉裏って言うんだよ。確かに昔のコンロでありストーブだね。
二人とも、落っこちないように気を付けてね。
ネコ灰だらけ、になっちゃう(笑)。」
一階は生活の場
中二階は納戸
そして二階は・・・
「わぁ、広いね!」
「和田さんちは養蚕家だったんだね。ここで蚕を育ててたんだ。」
「カイコ?」
「絹っていうお洋服に使う糸を作ってくれる虫だよ。」
「糸って虫さんが作ってたの!?」
「屋根、スゴイね。
ホントに木と藁だけで出来てるんだね。」
「3匹の子豚の藁のお家はすぐ飛んでっちゃったけど
このお家はゼッタイ頑丈だよね。」
「重たい雪に耐えるお家だもん。私達のお家以上に頑丈かもよ。
維持するの大変と思うけど、いつまでも残してもらえたらいいね。」
「あ、いつの間にかいいお天気。
もう一回お散歩しようか。」
「うん!」
「あの小道、いいカンジ。歩いてみようよ。」
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