たびねこカンパニーの初海外旅in台湾。episode3.魅惑の九份&ミニマムカワイイHotel Relax 5について。

旅のお話

ホウトン駅から電車で1駅。
九份の最寄り駅、ルイファンに到着しました。

出口は2つあるようですが、ホームからずっとこのような方向指示板があるので迷いませんでした。
西口への改札を抜けると

駅の構内はこんなカンジ。
外に出ると

結構降ってます。
でもここまで来たなら一目でも九份のあの景色を見ておきたい。

駅を出てすぐ左手にタクシー乗り場があり
ここから九份までのタクシー代は205元で統一されているとのこと。
乗り場に行ってみると、確かに大きく金額が表示されていました。

私の前に若い女性二人組が並んでいて、何やら激しい口調の中国語で運転手らしき人と話しているので
うわ~・・・もしかして値段交渉しなきゃいけないのかな・・・
そう思いながら一旦そこを離れてもう一度、金額を確かめに看板を見に行ったら

「キューフン!?タクシー!?」
看板の近くにいたオジサマに声を掛けられ「イエス!」と答えると
「205、オッケー?」と尋ねられ
「イエス、オッケー!」と返したら、すかさず「カモン♪」

一番前のタクシーに乗せてくれました。
え?あの女性二人、お客さんじゃなかったのかな?

安全運転で優しい運転手さんだった。

土砂降りの中、20分程乗車。
後半車はどんどん山道を登っていき、こんな山奥と思っていなかったのでちょっと不安になりかけた頃

「ハイ、ココネ、キューフン。」

え、ここが九份!?
何か、イメージと違うけど・・・。

「キューフン、アッチヨ。」
運転手さんがセブンイレブンの方を指さして教えてくれました。

「オッケー。謝謝。」

タクシーを降りたものの、なかなかの強雨。
しばらくお土産屋さんの軒先にいました。

セブンイレブン・・・
確か帰りのシャトルバスの集合場所がセブンイレブン。
ってことはあそこか・・・ん?

セブンイレブンの隣に細い路地があり「九份老街」と書いてある。
あれか!想像以上に細狭い路地で気付かなかったわ!

「あ、雨が小降りになってきた。今のうちに散策開始しよう!」

老街という名前の通り、むか~しむかしからあるであろう佇まいの古いアーケード。

雑多な道、雑多な声、雑多な匂い。

「わぁ、何だか不思議な街に迷い込んだ気分。」
「道も細くてまるで迷路みたいだね。」

「狭くて人がいっぱいって聞いてたけどホントだね。二人の写真撮りたいけどなかなか立ち止まれないや。」

さすが台湾の大人気観光スポット、こんな雨の平日でもすごい人混みです。
人波に押されるカタチでぐんぐん通りを進んでいくと急に目の前が開けて

どうやら展望台のようです。

「わぁっ♪海だ!」

こんな高いところにいたんだね。

パラついていた雨もいつの間にか止んでいました。
「雨が止んだしこの辺は少し人も減ったから、ゆっくり撮影しながらお散歩しよう♪」

まるで東洋のアマルフィー。

アーケードの雰囲気も台湾っぽくていいけど
この山肌に建物が並ぶ風景も異国情緒があって好きでした。

展望台付近のアーケードは少し新しい雰囲気。
映えスポット発見。

「ねぇ、見てみて!」

ホラ、あれお日様だよね?

「さっきまであんなに雨降ってたのに、空からお日様が見えてきたよ!」

そう、降水確率100%のこの日
多少小降りになることは期待していても、まさか晴れるとは思わなかった。

「すごいね!これはきっと天国のなっちゃんが私達にプレゼントしてくれたお日様だよ!」

今はお空にいるリアルにゃんこのナツコ。
いつも私達が困ったり元気をなくすと、ちょっとしたサプライズを起こしてくれます。

竜のように雲が山間を抜けていく。

「しかし雨が上がると熱気がスゴイね。
夕方まで特に行くところもないし、この絶景眺めながらお茶でもしましょうか。」

「いいね~♪喉渇いたし。」
「ねぇ、このお店なんて、眺めが良さそうじゃない?」

近くにあった、山肌に立つカフェ。
入ってすぐ靴を脱ぎスリッパに履き替え、2Fへどうぞと促され上がってみると

「うわぁ・・・。」

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