2025年旅初め。志賀島のんびりドライブ。

旅のお話

ルイガンズを出て、いよいよ志賀島へ。
志賀島は福岡市近郊に住んでいれば誰もが絶対1度は行ったことあるであろう超ド定番のドライブスポット。
細い道で繋がった小島は車でなら30分くらいで1周出来ます。

「いい眺めだねぇ。」

私は時計回り
つまり海側を走るルートが好きです。
走りだすとまずは海を挟んで福岡市や糸島エリア、能古島なんかを眺めながらドライブ出来ます。
途中金印公園の駐車場など駐車スペースもあるので、車を降りることも出来ますよ。

しばらくドライブして島のちょうど半分くらい

下馬ヶ浜海水浴場。
志賀島の海水浴場と言えばココ。
道を挟んだ向かい側に国民休暇村があります。

人気のない冬の海
波は荒く青は深く風は強く
寒いのが苦手な私ですがこの光景は眩しくて、ついつい浜辺へと足を運んでしまいます。

「イエ~イッ♪」「波がすぐ後ろまで来てドキドキした~っ!」

人間の私でさえ飛ばされそうな強風の中
「なっちゃん達は寒くないの!?」

「寒いよっ!ネコは寒がりだもん!」
「でもそれより楽しいのっ!」

この1枚をかろうじて撮って
車に逃げ帰りました(笑)。
そしてここから更に車を走らせ、ようやく1周、というところで

「さぁ降りて。お参りに行くよ。」

「なんて書いてあるの?」

「しかうみじんじゃ。この上に神社があるんだって。
二人とも初詣まだでしょ?お参りして行こ♪」

小さな島の神社だからひっそりとしているのだろうと思ったら
駐車場も広く、人も沢山いて賑わっていました。
この階段の上にご本殿があるのですが、入口に

「わぁ、御潮井、初めて見た。」

「おしおいって何?」
「お塩?」

「砂だよ。海辺の砂。この砂を体に振りかけるとね、私達が無意識に身に着けた悪いモノを清めてくれるっていう言い伝えがあるの。」

「へぇっ!すごいお砂だね!」

「じっとしててよ。」「左、右、左だからね。間違えないでよ。」

御潮井で身を清めていざ参拝。

今年もいい旅が出来ますように。

境内前にも御潮井があり、もう一度清めてお参りしました。
ささやかな願い、神様に届くといいな。

遠くにPayPayドームや福岡タワーが見えます。

境内からの眺め。
あんな細い砂浜で島が繋がってるって改めてフシギ。
(今は真ん中にアスファルトの道路が通ってますけどね)

お参りを済ませ帰ろうとすると
「あっ、カワイイ♪」

「鹿さん初めまして。」「たびねこナツコ1号2号です。」

鹿の銅像発見。
実はこの像の隣に小さな祠があって、そこに鹿の角が1万本奉納されているそうです。
この時はもう寒くて早く車に戻りたくて、ゆっくり周りを見る余裕がなく
鹿の角、見そびれました。
昔々、神功皇后という方が三韓出兵の際に対馬で狩った鹿の角を奉納したことが始まりで
以来地元の権力者や武将などが献上するようになり、気付けば1万本・・・とのこと。

志賀島が金印で有名で古い歴史がある場所だというのは何となく知っていましたが
神功皇后のことを調べてみると、日本書紀の頃の方だし
本当に遠い昔からここは外交の要所だったんだなぁと感じることが出来ました。

ちなみに志賀海神社は海神様の総本社。海上交通安全や海の恵み、また禊払いの神様でもあるそうです。
私達も色んな穢れをお祓いしてもらって、今年は今まで以上に良い旅が出来そうです。

志賀海神社
http://www.shikaumi-jinja.jp/

境内を降りて

このコーヒーで生き返りました。

「さっぶ!もうこれ以上外は無理!」

「神社の前にテイクアウトのお店があって良かったね。」
「ドーナツ、今食べる?」

神社の入り口にいくつか露店が出てて
コーヒー飲みたくて一緒にドーナツも買ったけど・・・

「まだお腹いっぱいなんだよね。ドーナツ、ばぁばのお土産にしよう。」

で、ここでもう帰ろうと思っていたのですが

「今日、夕日キレイだよね・・・ヨシ!志賀島、もう1周して帰ろっ♪」

「いいね~っ!」
「今度は車からぬくぬくで景色楽しもう!」

まるで絵画のよう。

志賀島サンセットドライブ
スマホをサンバイザーに取り付けてムービーも撮りました。

ねことドライブ気分、味わって頂けたら嬉しいです。

「今年も沢山旅したいね。」
「うん、いつも3人一緒にね。」

志賀島を1周するころには日も沈み、2025年初旅はここまでとなりました。
短い時間、しかも寒くてあまり身動き取れませんでしたが
でものんびり楽しいひとときを過ごせました。

「次はどこに行こうかな~♪」
「旅に出たらご報告しますので、また旅絵本見に来て下さいね~♪」

(おしまい)

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